所長インタビュー
Q:債務整理以外のテーマで無料法律相談を受け付けている法律事務所はまだまだ少ないかと思いますが、御事務所が「離婚・男女問題」「相続」「交通事故」「債務整理(個人・法人)」「企業法務(会社運営)」で無料法律相談を受け付けているのはどのようなきっかけからでしょうか。
これらの分野は、私の経験上、悩んでおられる方が非常に多く、事件数が多い分野です。しかしながら、そうであるにもかかわらず、費用の点などで不安があるためか、弁護士への相談が遅れてしまう場合が非常に目につきます。たとえば、いわゆる「オレオレ詐欺」「身に覚えのない架空請求」等です。一人で悩んで対応が遅れた結果として、弁護士に相談が来た段階では、もはや相当にお金をつぎ込んでしまうなど極めて不利な状態に陥ってしまうことも少なくありません。また、弁護士に依頼しないままに、相手の言いなりになり、泣き寝入りに追い込まれ、取り返しのつかない事態に陥ったという例も少なくありません。
そこで、当事務所としては、これらの分野については、一つの事件について初回60分を無料として相談を受けることに致しました。60分と申しましても、その時間内で必要なことは、見通しも含めて回答できるはずです。現に、弁護士会の相談会、法テラスの相談も相談は原則30分以内です。ですので、60分で十分に対応が可能です。
無料相談を利用することで、妥当な問題の解決に向けて大きな一歩を踏み出すことができるものと、確信しております。
Q:債務整理については電話での無料法律相談も受け付けているようですが、相談するにあたって注意点などあればお教え下さい。
債務整理相談については、腰が重い方が意外に少なくありません。借金問題について他人に相談をすること自体、恥ずかしいという感覚を持っておられる方が多いためだと思います。そのため、弁護士事務所へ相談をすること自体に、強いためらいがあるものと思われます。また、借金の返済のために、日頃、仕事に追われている方が非常に多く、平日に弁護士事務所へお越しいただくことも難しいかと思います。
そこで、当事務所では債務整理相談のみ電話相談をもうけました。債務整理無料電話相談によって、債務整理の見通しをもっていただき、生活再建への一歩を是非踏み出していただきたいと思います。
もっとも、電話相談では、直接にお会いして資料を見ながらのご説明や、その後の方針の検討ができないために、どうしても一般的な話にならざるを得ません。また、当事務所の弁護士が事件として受任する場合には、電話相談のみでは対応できないことは、くれぐれもご注意ください。必ず、事務所にお越しいただくか、当方がお近くに出向くなどして、弁護士が事情を改めて聴取の上、契約書を作成してから受任することになります。
したがいまして、段取りとしましては、債務整理の電話相談をしたうえで、双方の打ち合わせの日程と場所を調整した上で契約をすることになります。もちろん、債務整理相談のみで終わることは、全く問題ありませんので、お気軽にご利用ください。
また、債務整理問題には闇金被害も含まれております。残念ながら通常の債務整理は行うものの、闇金の事件はやらないという事務所も少なからず存在します。当事務所では、闇金に悩まれている方も、通常の債務整理と変わりなくご相談ください。
Q:法テラスに契約をしておりますので、費用に不安がある方はご相談ください」とありますが、具体的にどのようなことかお教え下さい。
法テラスとは、弁護士費用を作ることが困難な方が利用できる制度です。法テラスを利用した場合は、弁護士費用も低くなり、さらには、無理のない範囲での分割払いが可能となります。しかしながら、この制度は、経済的に困っておられる方が泣き寝入りをしないようにするためにありますので、経済的に余裕がある方は利用できません。そこで、弁護士費用を出すことが困難であることの証明、いわゆる、資力要件のための資料が必要となります。
当事務所の弁護士は、法テラスと契約をしておりますので、費用に不安がある方でも安心して依頼をすることができます。また、重要な分野では無料相談を実施しておりますので、是非、そちらもご利用ください。
収入面で法テラスを利用できない方でも、分割払いでの弁護士費用のお支払いに対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
Q:親切・丁寧な説明を心掛けているとのことですが、これは御事務所の理念的なものなのでしょうか。
そのとおりです。法律の実務の発想と一般の方々の考え方が食い違うことが少なくありません。そうだからといって、弁護士が頭越しに一般の方々の考え方を否定してしまうことは適切な対応とは言えません。まず、依頼者の方に共感をし、そのうえで最善の解決について、ともに考え法的な観点から説明をして、最善の方向に導いていくことが大切だと思います。このように当事務所の弁護士は、一般の方々の目線で考え、ともに最善の解決を図るように心がけております。
また、弁護士のみならず、当事務所の事務員は相談にいらっしゃる方に、できるだけ丁寧な対応をするようにと心がけているつもりです。法律事務所の中には、事務員の華美な服装や依頼者にぞんざいな言葉を使うという残念な事務員がいる場合もあります。当事務所は、開所以来、そのような事務員は採用しておりません。
Q:このホームページを見て御事務所にご依頼しようと思っている方に一言ご挨拶をお願いします。
当事務所は、できるだけ敷居を低くし、皆様の悩みをともに考えることで、対応したいと思います。一人でお悩みにならずに、まずは、お気軽にご相談ください。お待ちしております。